令和元年特設分野研究:オラリティと社会
言説を動かす情動とファシズムの変貌:
テキストマイニングによる独伊仏日の資料分析

挨拶

本研究は令和元年特設分野研究:「オラリティと社会」に採択されましたプロジェクト「言説を動かす情動とファシズムの変貌:テキストマイニングによる独伊仏日の資料分析」の公式ホームページです。「隣国ドイツのナチス化」という脅威にさらされた近隣諸国におけるファシズム思想の展開という観点からスイス、そして比較参照項として同時代のイタリア、フランス、ドイツと同盟関係にあった日本における文化運動に着目し、文化集団間における紛争研究の知見を参照しつつ、多文化間においてオラリティを介し集合的記憶が形成される過程を浮かび上がらせます。